
私が借りているS農園とM農園の周りは田んぼです。S農園の隣の田んぼは、しばらく前に稲刈りが終わったのですが、株元からまた稲が生えてきて、実までつけていてびっくりしました。
収穫時期を遅くした方が良いのではないでしょうか。でも慣行農法だと、これが普通なのかもしれません。

ところで、アドバイザーさんから「向かいの田んぼの農家さんが、稲わらを無料で分けてくれる」という話を聞き、M農園に行く度、稲わらを両腕で抱えられるだけ抱えて、自分の区画に持ち込んでいます。
それをC区画の半分(7㎡)に、2、3袋ほど撒いて、耕運機をかけました。
他の利用客は稲わらを、通路や畝の隙間に置いているだけですが、私は裁ちばさみで5〜10㎝にカットしています。これが結構、時間を要し、45ℓの袋一杯にするのに2時間くらいかかります。
それでも十分と思えず、今も稲わらのカットを続けています。すでに人参やジャガイモが植わっている部分にも、少しずつ漉き込んでいきたいと思います。
はさみの使いすぎで、右手の中指や人差し指に水ぶくれができてしまいました。今は皮膚が厚くなって、はさみに強くなりました。
この時期の稲わらは、炭素循環農法のページ(下記参照)にある、ちょうど良い、半生状態だと思います。なので、今が勝負と思って頑張っています。
麦、稲はコンバインで籾だけ収穫した直後。生食用トウモロコシなら収穫後、完全に枯れない内が適期(米糠などの補助資材を使わない場合は2週ほど置き半生状態で糸状菌の繁殖を待ち鋤き込む)。
これは新鮮な落ち葉のC/N比50と同程度。役目を終え次第、土に返せば良いという既に神様が計算済み(^-^)の絶妙なバランスです。



稲わらはホームセンターでも売っているようですが、無料でもらえるなんて、本当にありがたいです。籾殻も、近くのおおきな精米所に行けば、タダで手に入れることができるようです。恵まれた所にある農園です。
稲わらを無料で提供してくれている農家さんは、「どうせ後は鋤き混むだけだから。」って言っていたそうです。あってもなくても、どっちでも良いものみたいです。慣行農法では、肥料を使うので不要なのでしょう。
農園利用者としては、ありがたいのですが、お金のかかる肥料をやめて、稲わらは全て田んぼに返せば良いに、と思います。
十分量の餌を入れれば水田でも、転換後2年で慣行の収量を超えます。その時、必要な餌の量は全国平均収量時の残渣量が一応の目安。残滓量は収量にほぼ比例、平均以下なら足りない残渣分を、秋起こし時に高炭素資材で補います。
十分量の餌:
稲ワラは貴重な微生物の餌、放置してあるわけではない。焼いたり、バイオ燃料、天日干しなどと馬鹿なことを考えて持ち出さないだけで良い。肥料・農薬のなかった数十年前まで、ワラを持ち出し利用した替わりに、里山の柴刈りをして有機物の補充をしていたことを忘れてはいけない。
そんなことを思いながらも、誰よりもたくさん、自分の区画に稲わらを持ち込んでいる私です。M農園だけでなく、S農園にまで持って行っています。
稲わらがなくなったら、今度は落ち葉や、川辺にそって植えられている木々の小枝を使おうと思っています。
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