稲わらの漉き込み

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私が借りているS農園とM農園の周りは田んぼです。S農園の隣の田んぼは、しばらく前に稲刈りが終わったのですが、株元からまた稲が生えてきて、実までつけていてびっくりしました。

収穫時期を遅くした方が良いのではないでしょうか。でも慣行農法だと、これが普通なのかもしれません。

ところで、アドバイザーさんから「向かいの田んぼの農家さんが、稲わらを無料で分けてくれる」という話を聞き、M農園に行く度、稲わらを両腕で抱えられるだけ抱えて、自分の区画に持ち込んでいます。

それをC区画の半分(7㎡)に、2、3袋ほど撒いて、耕運機をかけました。

他の利用客は稲わらを、通路や畝の隙間に置いているだけですが、私は裁ちばさみで5〜10㎝にカットしています。これが結構、時間を要し、45ℓの袋一杯にするのに2時間くらいかかります。

それでも十分と思えず、今も稲わらのカットを続けています。すでに人参やジャガイモが植わっている部分にも、少しずつ漉き込んでいきたいと思います。

はさみの使いすぎで、右手の中指や人差し指に水ぶくれができてしまいました。今は皮膚が厚くなって、はさみに強くなりました。

漉き込んだ所を掘り起こし、ニンニクの鱗片を植えました。

稲わらはホームセンターでも売っているようですが、無料でもらえるなんて、本当にありがたいです。籾殻も、近くのおおきな精米所に行けば、タダで手に入れることができるようです。恵まれた所にある農園です。

稲わらを無料で提供してくれている農家さんは、「どうせ後は鋤き混むだけだから。」って言っていたそうです。あってもなくても、どっちでも良いものみたいです。慣行農法では、肥料を使うので不要なのでしょう。

そんなことを思いながらも、誰よりもたくさん、自分の区画に稲わらを持ち込んでいる私です。M農園だけでなく、S農園にまで持って行っています。

稲わらがなくなったら、今度は落ち葉や、川辺にそって植えられている木々の小枝を使おうと思っています。

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