最近、M農園の区画に、竹チップを撒いてます。
9月末、しばらく前から入り口に置かれていた、大きな袋(直径1mくらい)の中身をアドバイザーさんに聞いたら、竹チップが入っているとのことでした。
今年の2月、農園の真ん中の通路を60cmほど掘り、竹を敷き詰めるという、大工事がありました。その隙間は割り竹と造園業社からもらったチップで埋められたのですが、時間が経つと、チップで埋められた部分に隙間ができるようになっていました。
その隙間を埋めるために、竹チップを購入し、隙間を見つけると、このチップで埋めていたのだそうです。
「土壌改良に使ってもいいですよ。」と言われたので、その大きな袋を開けてみると、たくさんのキノコ達がいました!
このキノコ達、農園の通路で度々見かけていましたが、勝手に生えたのではなく、この袋の中にいた、キノコだったみたいです。
チップをバケツに入れるために、柄杓ですくう度に、キノコの香りがします。スーパーで買ってきた、エリンギやシメジやエノキタケの袋を開けた時の匂いです。
キノコは竹が好きなのでしょうか。今までも造園業者が、農園に置いてった木材チップから、キノコが生えていましたが、こんなにキノコの香りで包まれてませんでした。
保管されている環境も良いのでしょう。普段は口を紐で縛っています。布地はビニールのメッシュ状で、適度に雨水を弾きそうです。袋の中は肌が潤うような水分があり、気持ち暖か。
早速、自分の区画に撒いてみました。とても貴重なものなので、袋の中と同じ環境を保つよう、竹チップを撒いた後、細かく切った雑草や籾殻をその上から撒きました。菌類がたくさんいる、竹チップが乾燥しないよう。
でも、雨が降った時のことを考えると、厚く撒いてもいけないような気がします。溜まった水が蒸発しないので。この辺の兼ね合いが難しいです。
その後も、何度か自分の区画に使わせてもらっているのですが、この竹チップ、一袋、5,000円するそうです。
この辺は、筍の産地でもあり、竹林がたくさんあります。そして、引き取りに来ることを条件にして、無料で分けてもらえたりするのですが、チップとなると無料とはいかないのですね。当たり前ですが。
もしお金をかけずにチップを手に入れようと思うなら、チッパーを用意する必要があります。最近は気が向いたら、チッパーをネットで検索してます。耕運機みたいに、チッパーも農園に置かれるようになって欲しいです。
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