もう10月後半。前回の投稿から2ヶ月が経ちました。
目 次
2017年8月 夏野菜の収穫
8月に入って畑に向かう途中、エノコロ草が目に止まりました。まだ夏真っ最中なのに、秋が近づいていることを感じました。
同時に夏野菜の収穫がぱっとしなくて、焦りを感じました。
一番不作なのがキュウリです。去年と同じ時期に種を植えたのに成長が遅く、やっと実をつけてくれましたが、1つの種から2、3個しか取れません。
花が咲き、実が付くようになっても、小さいうちに取れたり、枯れたりするのです。去年は7月半ば頃からお盆辺りまで、一人では食べきれないほど収穫していたのが嘘のようです。
でも初めてズッキーニとナスの収穫ができました。あまり大きくならなかったですが。ズッキーニは、先端から枯れるように腐ってくるので、大きくなる前に収穫することが多かったです。
ナスは2つ育ちました。1つはホームセンターで買った苗。もう一つは種から育てたものです。
種から育てたものは、特に愛着があるのですが、こっちの方は10月現在も、まだ収穫できません。あと数日かかりそうです。
カメムシの被害にあったピーマンは、8月から収穫ができるようになりました。最近、出来が悪くなってきて、そろそろ終わりです。
今年はピーマンを一番収穫しました。来年は万願寺唐辛子を作るつもりです。
トマトは自生のミニトマトが10月後半になった今も実を着けてます。実をつけるようになったのは9月以降。遅いです。
もっと早く収穫したければ、春の地温対策は必須と実感しました。来年は、あんどんで苗を囲むかもしれません。
隣の区画の利用者は、トマトが豊作だったようで、中玉トマトを1日80個くらい収穫したそうです。
春にあんどんで保温もしたそうですが、雨除けのテントが良かったと言ってました。8月の台風にも持ちこたえた自作の雨除けで、水が嫌いなトマトを守っていました。
2017年9月
赤紫蘇畑
今年の夏、私の畑での一番の思い出は、赤紫蘇です。去年キュウリと、ラッキョウの漬物(ザワークラウトをアレンジしたものです)を作った時、赤紫蘇を入れることを思いつきました。
そこでアドバイザーさんに赤紫蘇を一本分けてもらって自分の区画に植え、種を取り、冬の畑にバラ蒔きました。たった1本の赤紫蘇の種から、どんどん赤紫蘇が生えてきました。
未だに間引きに抵抗があって(来年は、絶対に間引きます)、M農園のB区画の半分を紫蘇畑にしてしまいました。
もちろん今年のラッキョウの漬物作りの時には、この赤紫蘇を摘んで入れました。穂紫蘇も塩漬け、しょうゆ漬けなどにして楽しみました。
来年はもっと赤紫蘇が生えてくるでしょうけど、5、6本にまで間引くつもりです。
コーンとソルゴー
自分で作ったポップコーンが食べたくて、春にポップコーン用のとうもろこしの種を蒔きました。これが夏に大きく成長してくれて、たくさんの実をつけました。
でも、あまりにもたくさん実が付きすぎて、1つ1つがとても小さいです。実の付き方が普通のとうもろこしと違うように思います。1箇所から何個も実がつくのです。
最初、あまり注意して見ていなかったので、気づいた時は、間引きするには遅すぎる、つまり、ヤングコーンとして食べるには固すぎて、結局ほとんど放置してました。
穂先がこげ茶になってきたところで収穫、乾燥させて、実を取りました。粒が小さくて、歯欠けが多くて、今年の栽培は失敗と言えるでしょう。
どれも粒が小さいのですが、歯欠けの方が、養分が集中して1粒1粒が大きいです。
それでも市販のポップコーンより小さめです。
歯欠けでない方は、ポップコーンとして食べられないくらい粒が小さくて、結局取り出さずに、土に返すことになりました。
このポップコーンのとうもろこしの隣に、品種の違うトウモロコシが勝手に生えてきました。
私は種を蒔いた覚えがなかったのですが、隣の利用者が昨年トウモロコシを作っていたそうで、その溢れ種ではないか?という、アドバイザーさんの話に納得し、そのままにしておきました。
しかしトウモロコシにしては高すぎないか?と思った頃には、2mを超えていたのですが、よく見たら、実が付いてません。
これはトウモロコシじゃない、あっそうだ、去年、私がこの区画に越して来た時に生えていたソルゴーだ。
それを私が刈って、種を蒔いたんだった。
去年とは、茎の太さが全然違ったので(どうみてもトウモロコシ)、最初全く気付きませんでした。
あの時は、高くても170cmくらいにしかならなかったのが、今年は2mを越す高さにまで成長してくれて、嬉しかったです。
収穫したソルゴーの種はすぐに区画の周りに蒔きました。来年も生えてくると思います。
虫食いなしのルッコラ誕生
こんな感じで、今年も色々と新しい発見、新しい体験がある農園なのですが、土が少しずつ良くなっていっていることを実感した出来事が、ソルゴー以外にもありました。
M農園のA区画に蒔いたルッコラが、全く虫にやられていないのです。S農園にもルッコラが結構生えていますが、そこのは生え始めてしばらくすると、小さな穴が空くようになりました。
でも、ここのはそれがないのです。そのうち空くだろう、と思いながら眺めていたのですが、現在もほぼ虫食いなしです。
確実に土が良くなってる♪と一人で喜びを噛み締めていられなくなり、アドバイザーさんに報告に行きました。
このA区画は、3年前の9月、京都に引っ越して初めて借りた区画で、一昨年の農園の排水工事と、去年の太陽熱消毒を経て60〜70cmくらい棒が刺さるようになりました。
追記:S農園のルッコラも、きれいなものがたくさん生えてきたことに気付きました。なので虫がつかないのは、気温のせいかもしれません。(2017.11.29)
2017年10月 冬野菜の準備
所変わって、S農園の方は、夏に(小さな虫食い付き)ルッコラがたくさん生えていた所が、今はコリアンダーの柔らかい葉っぱに取って代わられました(でも、ルッコラも所々に生えています)。コリアンダーは夏の日差しと暑さが嫌いなようです。
私はコリアンダーが大好きで、タイ、インド〜北アフリカ、そしてメキシコ料理を作る時には絶対にコリアンダーの葉を入れます。コリアンダーがないと、これらの料理は作りません。
なので、今月はタイカレー、クスクス、トムヤムクン(風)を作って食べました。もう少ししたら、今年収穫したキドニービーンズでチリコンカンを作るつもりです。その時もこのコリアンダーを大量に入れたいと思います。
S農園には、ラッキョウを植えました。来年は、自分の畑で取れた、ラッキョウと赤紫蘇で、ラッキョウの柴漬け(ザワーラッキョウ)を作ります。
ラッキョウの鱗片を植えたら、しばらくして芽が出てすくすく育っているのですが、最近蕾(?)のようなものが付いて、ちょっと心配になってます。
どうして今頃とう立ちするのでしょう。環境が合わないのでしょうか。種ができたらできたで、それで繁殖してもらってもいいので構いませんが、でもラッキョウの生育に影響が出たら困ります。
そして、芽キャベツの種が発芽したので、5つをM農園と、S農園に移植しました。芽キャベツの種はM農園でもらったもので、数が少ないので、直播はせず、セルトレー代わりの卵の殻に、1粒づつ撒いて発芽させました。これも順調に育って欲しいです。
玉ねぎの種はM農園の、赤紫蘇を撤去したところに蒔きました。2年前に買った玉ねぎの種が、今年でなくなりました。少し足りないので、今年はM農園で毎年行われている、玉ねぎ苗の共同購入も利用することにしました。苗の移植は来月を予定しています。
去年、M農園からS農園に移植したイチゴも、この夏はとても元気で、たくさんのランナーを伸ばして繁殖してます。今度はその増えたイチゴの苗を、M農園で作った、風除けの竹筒に移植しようと思っています。
そんなこんなが、ここ3ヶ月の畑の様子でした。まとめて書くのは大変(これも3日かかりました)なので、次回からは1ヶ月に1回の更新を目指します。
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